造花絵日記 前略 忍者ブログ
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貴方に伝えたいことが、沢山あります。
だから私は、手紙を書いて、火を添えます。
いなくなった貴方へ、この煙が届くと良い。

十二月の三日、祖父が逝去しました。
職場で突然倒れ、そのまま意識が戻ることはありませんでした。

詳細は割愛致しますが、心停止後の運びは、他に例がないほどに迅速でありました。
祖父…おじい様はきっと幸運に恵まれていたのです。
実質、最後を看取ったのは長男である父だった。私はそれが、何より良かったと思うのです。
そしておじい様は、ほとんどの家族が駆けつけるまで数日間、微弱ながらも自発呼吸をしていらっしゃった。命日も数合わせで、最後まで「らしかった」。
おじい様は、お酒が大好きな方で、お正月や法事や、親戚が集まって飲む席なんか、にこにこにこにこ幸せそうに、顔を真っ赤にさせて、楽しそうにお酒を飲んでいらっしゃいました。
笑顔が本当に優しくて、物知りで、大切な私の祖父でした。

私には沢山の後悔があります。
デビューして、その雑誌を見て頂きたかった。単行本が出たら、それをお贈りしたかった。
もっと沢山の逸話をお聞きしたかったし、純粋にお話したかった。
でもそれらの後悔は、とても幸福なものであるように思うのです。
何故なら、私にはその素敵なおじい様が、出来なかったのかもしれないのだから。
ずっと片親で育った私に、父親という存在は勿論、父方の繋がりだなんて、現実味のない絵空事だった。
私の世界は、常に片方欠けていた。
今私がおじい様の死を悲しめるのは、父が出来たからなのです。だからこれは、幸福な後悔なのでしょう。
悲しくて寂しいけれども、私は目を泣き腫らしている訳ではありません。
しゃんと、祖父の死を受け止めて、それをきちんと、心に刻んで、暖かく見送りました。
おじい様の死は、私に多くを齎して下さったのです。
嘆き悲しむのではなく、感謝をしたい。だって、またいつか会えますものね。

+++

そういう訳でして、年始のご挨拶はご遠慮させて頂きます。
近い人には寒中見舞いをお送りするつもり。良いお年をお過ごし下さいませ^^
また、拍手返信や私信などは近日中に別記事でさせて頂きます~。ご了承下さい。

+++

そういえば、やっぱりおじい様とのお別れも、雲ひとつ無い青空でした。
それでミクのサイハテを思い出して、改めて聞いてみたらじんわり涙が出てきました。
雲になって雨になるんだ!それはなんて優しくて暖かいことだろう。


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