また広告を出してしまった。
描いただけでどこにも載せてない落書きがあったので賑やかしに置いといて、久々に記事でも書きます。年末ですし。
感づかれている方もいると思うのですが、実は昨年(というか下手すると一昨年)からずっとメンタルにかなりガタが来ていまして、次回作のお話を(ありがたいことに)頂きつつも連載終了後は自主的に休養期間に入っていました。
連載をしていない間にやろうと思っていたことが、主に「旅行をすること、skebを始めてみること、読切漫画を描いてツイッターに載せること、同人誌を作ること」でした。大体達成したのでパーフェクトだ私、という気持ちになりつつ。ここでちょっと気恥ずかしい話をします。
そういう訳で描いた完全新作16P読切「塩の星」は2.5万を超えるいいねを頂き、ザテレビジョン様に記事にして頂くという、大変ありがたい結果を得ました。
「塩の星」は、構想から仕上げまで全て自分一人で描いたもので、余計なことは考えず、ただ描きたいものを描いた作品でした。正直に言うとバズるわけがないと思っていた作品です。
そんな作品があれだけ多くの方に読んで頂けたことは、へにゃへにゃのガタガタになっていた自信を大きく回復させてくれることに繋がりました。本当に感謝してもしきれません。
そして、ひっそりそんな状態になっていた私に、ずっと声援を送り続けて下さった読者の皆様へも、本当に心からのお礼を言いたいです。頂くお手紙に、コメントに、何度勇気づけられたか分かりません。言葉通り生命線でした。ありがとう御座います。
まだお返事出来ていないお手紙は年明けお返事させて頂きますね!
まだ若干の怯えのようなものがあるのですが、来年はバリバリ仕事復帰したいなと思っています。頑張ります。頑張りますので!!(担当各位に向けて)
で。達成していない同人誌についてですが、来年、作る予定でいます。
年が明けたら逃げ道を塞ぐためにしっかり告知したい所存。
それでは、多分ツイッターでもまたご挨拶しますが一足先に、皆さま良いお年をお迎え下さい。
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少しデリケートなお話になるかな?と思ったので、最大限言葉を尽くせるようにこちらにて詳細なお返事書かせて頂きますね。
私の結婚観というか、「何故そういう話を描かないのか」というほうが返答として適しているように思いましたので、その方向でお返事しています。
まず、送り主さんの仰る「世間一般的なきらびやかな愛」「世にあふれる物語」「ありふれた幸せ」というお言葉にある通り、まず物語上でも結婚や出産や異性愛が「ありふれた」「普通の」「幸せ」として描かれていますよね。フィクションでそれらが当然のことだと描かれること、そういった物語に幼少期から触れることで、無意識にそれが「ありふれた」もので、「普通の」もので、「幸せ」なことなんだと刷り込まれているように感じています。
私も小学生や中学生の頃は「世間一般に言う幸せ」が当たり前のことで幸せなのだと思っていました。ですが、そうではない幸せや愛がこの世界には数えきれないくらいあることが今なら分かります。
そして、そこに当てはまらない人が、世間一般の無意識によって傷付いている、自分は普通じゃないと自己を否定している場合があるのだと私は思っています。
では、物語を作る私に、物語を発信する立場である私に何が出来るだろう?と言うと、無意識に刷り込まれた価値観に疑問を呈し続けること、当てはまらなかった人たちに「貴方は間違ってないよ」と言い続けることなんじゃないか、と思うんですね。
そして、そうじゃない人たちには「こういう人もいるよ」と示し続けること。
勿論、結婚も出産もとても素敵で幸せなことだと思っています。それを否定する気はありません。でも、それは私が描かなくても沢山の人が実感を伴って魅力的に描いてくれているものです。
また、現実問題として、結婚をした方が良い場面も多くあると思います。
ですが、「結婚は普通で当たり前だ」と思ってする結婚と、「結婚というのは一つの選択肢なんだ」と思ってする結婚では、全く意味が変わってきますよね。
「ただ大多数の他者と違う」というだけで他者を害する訳でもない少数派が、多数派の悪意のない無意識に押しつぶされることが、私はとても悲しい。その人たちへ向けた物語を描く人間がいたっていいじゃないか。それが創作の本質じゃないのか?と、そう考えています。
私が、送り主さんの仰る「世にあふれる物語」ではないアプローチで描き続けることで、ほんの少し、一握りでも、誰かの視点を変える後押しになれたらと思って、そんな物語を描き続けています。
まあなんというか、ある意味で孤独な戦いです。
あと大前提として「物語として面白い」ものにするというのは一番に考えています。
これで回答になりましたでしょうか?
念のため、頂いたマシュマロへのリンクはこちら。
私の結婚観というか、「何故そういう話を描かないのか」というほうが返答として適しているように思いましたので、その方向でお返事しています。
まず、送り主さんの仰る「世間一般的なきらびやかな愛」「世にあふれる物語」「ありふれた幸せ」というお言葉にある通り、まず物語上でも結婚や出産や異性愛が「ありふれた」「普通の」「幸せ」として描かれていますよね。フィクションでそれらが当然のことだと描かれること、そういった物語に幼少期から触れることで、無意識にそれが「ありふれた」もので、「普通の」もので、「幸せ」なことなんだと刷り込まれているように感じています。
私も小学生や中学生の頃は「世間一般に言う幸せ」が当たり前のことで幸せなのだと思っていました。ですが、そうではない幸せや愛がこの世界には数えきれないくらいあることが今なら分かります。
そして、そこに当てはまらない人が、世間一般の無意識によって傷付いている、自分は普通じゃないと自己を否定している場合があるのだと私は思っています。
では、物語を作る私に、物語を発信する立場である私に何が出来るだろう?と言うと、無意識に刷り込まれた価値観に疑問を呈し続けること、当てはまらなかった人たちに「貴方は間違ってないよ」と言い続けることなんじゃないか、と思うんですね。
そして、そうじゃない人たちには「こういう人もいるよ」と示し続けること。
勿論、結婚も出産もとても素敵で幸せなことだと思っています。それを否定する気はありません。でも、それは私が描かなくても沢山の人が実感を伴って魅力的に描いてくれているものです。
また、現実問題として、結婚をした方が良い場面も多くあると思います。
ですが、「結婚は普通で当たり前だ」と思ってする結婚と、「結婚というのは一つの選択肢なんだ」と思ってする結婚では、全く意味が変わってきますよね。
「ただ大多数の他者と違う」というだけで他者を害する訳でもない少数派が、多数派の悪意のない無意識に押しつぶされることが、私はとても悲しい。その人たちへ向けた物語を描く人間がいたっていいじゃないか。それが創作の本質じゃないのか?と、そう考えています。
私が、送り主さんの仰る「世にあふれる物語」ではないアプローチで描き続けることで、ほんの少し、一握りでも、誰かの視点を変える後押しになれたらと思って、そんな物語を描き続けています。
まあなんというか、ある意味で孤独な戦いです。
あと大前提として「物語として面白い」ものにするというのは一番に考えています。
これで回答になりましたでしょうか?
念のため、頂いたマシュマロへのリンクはこちら。
以前、ご縁があって製作頂いた拙著「五番街の白やぎさん」のピクチャームービー全話まとめです。
声優さん方の演技、多種多様な音楽、絶妙な編集によって漫画とは一味違う五番街の白やぎさんをお楽しみ頂けます。
漫画を読んだことがある方も、読んだことがないという方も、是非ご覧ください!
1通目
2通目
3通目
4通目
5通目
6通目
7通目
コミックス1巻丸ごと、2巻冒頭までのお話が楽しめます。
続きが気になった方は是非コミックスをお買い求め頂ければ!
声優さん方の演技、多種多様な音楽、絶妙な編集によって漫画とは一味違う五番街の白やぎさんをお楽しみ頂けます。
漫画を読んだことがある方も、読んだことがないという方も、是非ご覧ください!
1通目
2通目
3通目
4通目
5通目
6通目
7通目
コミックス1巻丸ごと、2巻冒頭までのお話が楽しめます。
続きが気になった方は是非コミックスをお買い求め頂ければ!
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結月さくら
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